2025年12月6日(土)、高校野球史に残る伝説の試合──1979年夏の甲子園「延長18回」をテーマにした特別トークイベントが、甲子園歴史館にて開催された。
主催は、アマチュア野球の未来を共創するメディアプラットフォーム「BBPARK(株式会社ワオット)」。
当日は、箕島高校のエースとして257球を投げ抜いた石井毅さん、星稜高校の主将山下靖さん、そして一塁手として出場し“ファウルフライ転倒”の場面で知られる加藤直樹さんが登壇。40年以上の歳月を経て、試合後初めてとも言える対面での再会となった。

「勝敗だけじゃないものが、甲子園にはある」
イベントでは、あの試合の展開だけでなく、当時のチーム事情、監督との関係、今だから語れる葛藤や想いが交錯した。
石井さんは「星稜がいたから、あの試合が永遠になった」と語り、山下さんは「仲間と歩んだ夏が、今の自分のすべてを作っている」と静かに振り返った。
加藤さんは「試合に負けた記憶は消えないけれど、こうして語り合えることが何よりありがたい」と話し、会場からは自然と拍手が沸き起こった。
試合の勝者と敗者という関係を越え、「あの夏を生きた仲間たち」の間にだけ流れる時間と言葉が、会場を包み込んだ。

スコアブックに残らなかった“記憶”を、今こそ語る
本イベントは、BBPARKが企画する新シリーズ「残していきたい甲子園物語」の第1弾として開催されたもの。
スコアや記録には残らなかった“心の中の甲子園”を、当時の選手たちの視点から掘り起こし、後世に残す「記録的アーカイブ」として構成されている。
今後は石井毅さんを中心に、甲子園の名勝負に関わったレジェンドたちを招いたトークイベントを全国各地で展開予定。
“勝ち負けの記録”ではなく、“野球が人生に与えた影響”を可視化する新しい文化シリーズとして、教育的・地域的価値を高めていく構想だ。

メディア掲載
このイベントは、スポーツ紙やSNSを通じて多くの注目を集めた。
📰 メディア掲載
・スポニチアネックス公式
・Yahoo!ニュース掲載記事(期間限定)
BBPARK代表コメント
「この企画は、かつてのヒーローたちに“もう一度、語る場”を届ける挑戦です。高校野球の価値は、勝敗だけでは測れない。野球に人生を支えられてきた人たちの声こそ、次世代に残すべき“文化”だと考えています。」
── BBPARKプロデューサー・宮崎彰伸(株式会社ワオット 代表取締役)
今後の展開について
BBPARKでは今後も、「残していきたい甲子園物語」シリーズを継続的に展開予定。
石井毅さんをはじめとするレジェンドOBや指導者を招いたイベントを各地で企画中です。
また、当日のトークイベントの模様は現在編集中で、近日中にYouTube公式チャンネルにて配信予定!
おわりに
BBPARKは「野球の記憶を社会の財産にする」ことを目的に、今後も甲子園・アマチュア野球にまつわる“語られてこなかった物語”を記録し、伝えていきます。
イベントにご来場くださった皆さま、甲子園歴史館様、そして登壇いただいた皆さまへ、心より感謝申し上げます。
この出会いが、また次の“物語”を生むきっかけになりますように。

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