2025年9月27日(土)、東京都港区・アトレ竹芝にある
JEXER×NEXT BASE ATHLETES LABアトレ竹芝店 において、
元プロ野球選手・糸井嘉男氏によるトークイベント
「THE REAL SWING SHOW」 が開催されました。
本イベントは、JR東日本スポーツ株式会社(ブランド名:ジェクサー)と株式会社ネクストベースによる
スポーツ科学の発信拠点「ATHLETES LABアトレ竹芝店」の特別企画として実施され、
株式会社ワオットおよびBBPARKがキャスティングと運営サポートを担当しました。

■ 科学×感覚で魅せた“生スイング”
イベントの最大の見どころは、糸井氏が実際にバットを手にし、
そのスイングを「データ」と「感覚」の両面から語ったリアル実演でした。
当日は、打球解析機器「ラプソード(Rapsodo)」およびハイスピードカメラを使用し、
打球速度・角度・飛距離などをリアルタイムで計測しました。
数値が読み上げられるたびに、会場からは驚きと歓声が上がりました。
前日の撮影で肘を痛めていたため全力スイングこそ控えられましたが、
糸井氏が放つ一振りには現役さながらの迫力がありました。
打球がネットに突き刺さるたび、観客は息をのんで見入っていました。
スクリーンに映し出された打球データを見ながら、
糸井氏は「感覚と数字のズレ」や「理想の打撃ライン」について丁寧に解説し、
ファンはその一言一句に熱心に耳を傾けていました。

■ 子どもたちも参加した“ワキワキアイアイ”のイベント
今回のイベントには一般のファンに加え、子どもたちの参加も多く見られました。
後半では、ジュニア世代が実際にティーバッティングを体験し、
NEXT BASEの計測機器を使って自らのデータを確認する場面もありました。
糸井氏がそばでフォームを見守り、
「今のはナイススイング!」「しっかり振れているね」と声をかける姿が印象的でした。
会場は終始笑顔に包まれ、まさに“ワキワキアイアイ”の雰囲気となりました。
保護者の方々も熱心に話を聞き、
「どこを意識して練習すればよいのか」「バッティングで最も大切にしていたことは何か」といった質問にも、
糸井氏は実体験を交えながら丁寧に回答されました。

■ トークテーマは“プロの視点”と“未来へのメッセージ”
トークパートでは、糸井氏の代名詞ともいえる“超人”の身体能力と、
“宇宙人”と称される独特の感性に焦点を当て、
技術論と人間味が交差する内容となりました。
なかでも盛り上がりを見せたのは、
同じ近畿大学出身の後輩・佐藤輝明選手(阪神タイガース)との話題でした。
「40号100打点まであと1本、あと1打点」と語っていた糸井氏の言葉通り、
その直後に佐藤選手がシーズン最終戦(対ヤクルト戦)で
ホームランを放ち100打点を達成するという“予言的エピソード”も生まれました。
進行面では一部に調整の難しさも見られましたが、
糸井氏の人柄とその場の空気感によって会場が一体となり、
終盤には温かい拍手と笑顔に包まれるトークセッションとなりました。
■ ファンとの交流と記念撮影
トークショーの後は、サイン会と写真撮影会が行われました。
参加者一人ひとりに糸井氏が丁寧にサインを行い、
記念撮影では「ありがとう」「また会おう」と声をかけながら笑顔で対応されていました。
最後は会場全体が温かい拍手に包まれながらイベントは幕を閉じました。
参加者からは「リアルなスイングを間近で見られて感動した」
「データと感覚の両方を学べる貴重な時間だった」といった声が寄せられました。
■ まとめ

“科学で紐解くプロの一打”というテーマのもと、
糸井嘉男氏の人柄と野球哲学、そして次世代へのメッセージが凝縮された120分となりました。
「リアルなスイングを見られるだけでなく、
考え方まで深く聞けて勉強になった」という参加者の声が示すように、
本イベントは“プロとファンが同じ目線で野球を語り合う場”として大きな意義を持ちました。
BBPARKでは、今後もこのような
“野球を科学で、そして心で伝える” 企画を継続的に展開してまいります。
📍 イベント概要
- イベント名:THE REAL SWING SHOW
- 開催日:2025年9月27日(土)14:00~16:00
- 会場:JEXER×NEXT BASE ATHLETES LAB竹芝(東京都港区海岸1-10-30 アトレ竹芝シアター棟1F)
- 出演:糸井嘉男
- 主催:JR東日本スポーツ株式会社
- 協力:NEXT BASE
- イベントサポート:株式会社ワオット/BBPARK
📰 取材・文:BBPARK編集部
